日本薬物対策協会
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山梨県 薬物乱用防止指導員対象の研修会

山梨県 薬物乱用防止指導員対象の研修会
劇台本の活用で分かりやすく


覚せい剤や大麻などに類似した幻覚・興奮作用を引き起こす「脱法ハーブ」を含む「脱法ドラッグ」の蔓延を受け、厚生労働省や自治体は指定薬物の規制強化など様々な対策を講じてきました。現在、指定薬物とされているのは1,360種、麻薬指定は166種ですが、昨年12月の薬事法改正により、これまで主に販売側への規制のみだった指定薬物に対して、使用・所持などに対しても罰則付きとなり、今年4月1日より施行となります。

こういった「指定薬物」の使用・所持等への罰則を科すことにより、中高生など若年層が安易に「脱法ドラッグ」に手を出すことへの強い抑止力になると期待できます。また、需要が減ることにより、それまであからさまに大手を振って利益を上げていた販売業者も、縮小方向に向かうことが予測されます。

とはいっても、2013年2月に当協会が発表した首都圏の中高生約6000人対象の調査では、脱法ハーブに関して「試したことがある」と答えたのは37人。また、「試してみたい」と答えた生徒も36人いました。さらに、代表的な違法薬物である覚せい剤の事犯について、ここ数年年間平均して1万2千人前後は検挙されている事実を鑑みると、「違法」と分かっていながら手を出す人々が後を絶たないといえるでしょう。そこで、規制強化のみならず、なぜそもそも薬物がダメなのか理解に至らせるための効果的な教育・啓発が必要不可欠です。

さて、先日2月26日、当協会は、山梨県中北保健所峡北支所管内薬物乱用防止指導員協議会主催の薬物乱用防止指導員研修会において、「効果的な薬物乱用防止教育に向けて」ということで、薬物乱用防止教育の基礎知識とその実践について、指導員と関係者約30人に対して講演を行いました!

講演は二つのパートに分かれ、第一部では、当協会講師の小倉より、薬物乱用防止教育を行うにあたっての注意点やヒントを織り交ぜながら、覚せい剤、大麻、MDMA、脱法ドラッグなど各種類についての説明と実話が話されました。

【「脱法ハーブ」について画像を見せながら説明】
小倉さん

続いて当協会とコラボレーションで講演を提供している現代劇センター真夏座の羽藤雄次氏より、協会オリジナルの劇台本を使用した、分かりやすい指導法が提示されました。参加者は、「脱法ハーブ」に中学校の先輩から誘われる場面が再現された劇台本の配役を決め、どのように断るかという実践を交えてグループで読み合わせました。

【「脱法ハーブ」劇を参加者が発表】
劇発表


参加者からは、「劇シリーズを中学生にやってもらい考えさせ、予備知識として知っていれば薬物乱用に個人としてつながらないと思う」という感想や、「今後のカウンセリング業務に生かしていきたい」という展望が見られました。また、「薬物乱用防止対策に関して、子ども達に考えさせるための工夫や様々なことに配意されていることに感銘を受けました」という感想もいただき、非常に有意義な研修会となりました。

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