日本薬物対策協会
日本薬物対策協会(薬物のない世界のための財団日本支部)の公式ブログ。 薬物乱用防止活動や関連ニュースなどをお伝えします!
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
市販薬・処方薬乱用も危ない! 登録販売者対象に講演
今年9月、都立高校教諭が麻薬取締法違反(所持)容疑で、また、今月3日には有名大学教授が覚せい剤使用の容疑で逮捕されるなど、薬物乱用事件は後を絶ちません。

さらに、昨今社会問題化している「脱法(違法)ドラッグ」蔓延や、日本でも薬物依存症の原因として第二位に浮上した睡眠薬・抗不安薬(処方薬)の乱用問題など、薬物問題は多様化してきています。

そのような中、日本薬物対策協会は9月28日から3日間、薬局・薬店の登録販売者(一般用医薬品の第二類・第三類の販売資格を有する医薬関係者)対象の講習会に招かれ、東京・文京区内にて、販売の際に求められる倫理や理念等に関連して、薬物乱用の実態を講演しました。(主催:東京都医薬品登録販売者協会 全日本医薬品登録販売者協会、後援:厚生労働省)

講演では、当協会世話役の馬崎より「薬物乱用とその問題について」と題し、一般用医薬品(OTC薬、いわゆる市販薬)の乱用事例や処方薬乱用の実態の具体例を織り交ぜながら、大麻、覚せい剤、MDMA、「脱法」(違法)ドラッグなどの有害性が分かりやすく説明されました。

IMG_1540 縮小

市販薬については、10代の自殺企図・自傷行為による急性中毒事例が増加傾向にある中、解熱鎮痛薬、かぜ薬、催眠鎮静薬などが用いられる割合が目立つと報告されています。(薬事日報:2012年9月7日掲載)講演の中では、市販薬の乱用事例として、現在40歳のある男性が、手軽に入手できる乱用対象の薬物として16歳の時から咳止め薬のオーバードースを繰り返し、激しい禁断症状を体験した例や、50代の女性が睡眠改善薬依存に陥り、最終的には万引きしてしまった実例を伝え、市販薬といえども違法薬物同様に、依存や中毒、オーバードースの対象となってしまう危険性が訴えられました。そして、販売側には、購入の行為そのものに対して、適切に対応することはもちろん、薬物乱用あるいは依存の情報を伝えたりして啓発する必要が言及されました。

IMG_1617 縮小

参加した薬局勤務の登録販売者からは、「OTC(医薬品)でも、大量に購入していく様々な方がいたら、積極的にコミュニケーションを取った方が良いと思いました」「具体例があったので納得できる内容で勉強になりました」などという感想をいただき、大変やりがいがあったと嬉しく思いました。

一度薬物依存症になってしまうと、社会復帰が大変困難になり、本人だけでなく、家族や地域社会なども巻き込むことになります。市販薬に関しては最初の段階で依存症をストップできる立場にある登録販売者の方々に、ぜひともその大事な役割を担っていただきたいと思っています。

今後もご支援・ご協力のほど、宜しくお願いします!
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。