日本薬物対策協会
日本薬物対策協会(薬物のない世界のための財団日本支部)の公式ブログ。 薬物乱用防止活動や関連ニュースなどをお伝えします!
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8月研修会ご報告
警視庁が危険ドラッグを所持する不審な運転者に対し、交通違反がなくても運転免許を最大6カ月間停止する運用を始めたと報道されています。

出典: 産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140901/crm14090107020001-n1.htm 

薬物の影響下にある運転者による全く無関係な一般人への加害を食い止める、大きな一手となりそうです。

さて、当協会は、8月6日大阪にて、8月20日東京・池袋にて、日本薬物対策協会は薬物乱用防止教育研修会を開催しました。

東京での研修会は今年で六回目ですが、大阪での研修会開催は初めて。危険ドラッグの撲滅に向け、規制強化のみならず、手を出す使用者を減らすための教育・啓発も重要と考えたためです。

まずは大阪(6日)の様子から。

大阪では、学校教員を中心に教育関係者約30名が参加。元麻薬取締官の西山孟夫氏より、薬物問題の概要を、危険ドラッグモ含めて詳しく説明していただきました。

西山先生


続いては、現役の高校教員でもあり当協会大阪支部長でもある千地雅行さん。薬物問題とともに子ども達にどのように危険性を伝えるか具体的なヒントが提案された。

千地先生

次に、協会講師の小倉謙さんより、「真実を知ってください 薬物」のDVDと小冊子が紹介されました。

薬物の体験者の声がつまったDVDは、胸に迫るものがあります。

小倉さん大阪

最後は、協会世話役の馬崎より、オリジナルの劇台本を使用して、「危険ハーブ」の誘いの手口と断る方法を、学校の先生方に演習していただきました。なかなか手ごわい誘いと、それを何度も断るやり取りで大変盛り上がりました。

馬崎大阪

一方、20日の東京では、教育関係者、映像関係者、議員など約40名が参加しました。

  最初に、教育新聞編集局次長の池田康文氏より、薬物乱用状況と教育の概要。いつも非常にポイントが絞られ的確なご指摘を含んだ講演をしてくださいます。

 
池田さん

  続いては、元麻薬取締官の浦上厚氏より、覚せい剤や大麻などの違法薬物の問題についての概要。TV出演などで引っ張りだこの浦上さんですが、貴重な現場からの話をいただきました。

浦上さん

  そして当協会世話役の馬崎奈央より、危険ドラッグについて。どのようなものでなぜ法律による取り締まりが難しい状況なのか、その辺りも画像を使いながら説明させていただきました。

馬崎東京

途中、今年リリースされたDVD「ドラッグの悲劇 -脱法ハーブが奪った未来-」上映(2014年東映株式会社制作)も上映しました。参加者は薬物がどのように高校生に近づき、悲惨な結末をもたらしたか描いたドラマ仕立ての映像ストーリーに見入っていました。
東映DVD上映


  協会講師の小倉謙からは、処方薬・市販薬乱用問題も提示されました。あまり知られていませんが、これは薬物依存の三番目に大きい原因でもあり、危険ドラッグとともに、非常に憂慮すべき課題となっています。

小倉さん東京

最後は、元警察職員で当協会講師の上部美智子が、子ども達を惹きつける効果的な薬物乱用防止のモデル授業を発表。画像などを効果的に使った、分かりやすい語り口調は大好評でした。もちろん、グループワークも行なわれ、大盛況の中終了。

上部さん

参加者からは、「危険ドラッグについて詳しく知り、かなりショックを受けました。」(中学校教員)「DVDや指導教材を提示していただき実りある研修となりました。ぜひ現場で活用していきたい」(中学校養護教諭)などの声をいただきました。講演を聞くだけではなく、参加者も共に考え、答えを出していく参加型の内容なので、会場も一体感が出てよかったかと思います。

さて、「脱法ドラッグ」が「危険ドラッグ」という呼称に変更された後も、吸引者による事件・事故が続いています。現在、法律の規制強化と同時に国や自治体、警察がインターネット店舗を含めた販売店をなくす対策に尽力していますが、一方で販売店側も臨時休業したりインターネットサイト販売からデリバリーに移行したりなど、攻防戦が繰り広げられています。

薬物問題は無関係ではなく、誰にとっても問題です。ぜひ、それぞれの立場から、その有害性・危険性について伝えていっていただければと心から願っております!

★研修会資料など、お問い合わせは以下まで★
日本薬物対策協会
TEL&FAX: 03-5394-0284
emai: info@drugfreeworld.jp

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