日本薬物対策協会
日本薬物対策協会(薬物のない世界のための財団日本支部)の公式ブログ。 薬物乱用防止活動や関連ニュースなどをお伝えします!
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「脱法ハーブ」業者が逮捕!
幻覚作用のある禁止薬物が含まれるハーブを販売目的で所持したとして、大阪府警南署などは28日、薬事法違反容疑で大阪と名古屋の店舗の経営者らを逮捕。
 店のホームページでは「お香」と宣伝していたが、南署などは覚せい剤に似た化学構造を持つ「脱法ハーブ」を扱っていたとみている。薬事法の指定薬物「JWH-122」を含む植物片1袋など3グラムを販売目的で所持した疑い。(時事ドットコムより一部引用)

 「JWH-122」は、「脱法ハーブ」の「Smile」シリーズや「Subliminal」といった製品に含まれている薬物。

 一口メモ
「JWHとは?」
合成カンナビノイドの一種で、興奮・幻覚作用をもたらす物質。カンナビノイドは、大麻に含まれる化学物質で、これが人工的に製造された物質がJWHです。「JWH-122」や「JWH-210」など様々な種類があります。


 ちなみに、横浜市の「脱法ハーブ自動販売機」の店舗は、5月末の閉店に向けて、現在「セール」だそうですが、、

 人を狂わせたり、健康被害にあわせたり、死に至らせたりするものを販売すべきでない、という良識を本当に持っていただきたいものです。

 販売側のみならず、そういったものがどのような結果を自分の健康、人生、将来、そして家族や周りにもたらすのか、しっかり認識していける青少年をどんどん増やしていきたいですね。
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大麻取締法違反容疑によりミュージシャンが逮捕
大麻取締法違反容疑で、ミュージシャンが逮捕されるというニュースがありました。
交際相手の女性も大麻を所持していたとのことです。

大麻は、世界的に見てもとても流通量の多い違法薬物です。
「たばこより害がない」「自然のものだから大丈夫」といった嘘がよく聞かれます。講演先の中学生からもこういった発言があり、びっくりしたこともあります。

また、ミュージシャンなどのアーティストが陥りやすい罠として、「大麻を吸うとより創造的になる」という幻想があります。

本当でしょうか?

大麻には、400を超える毒性物質が含まれており、また、摂取により記憶力や判断力の低下、脳の構造へのダメージ、免疫機能の低下、そして生殖機能障害を引き起こすこともあります。

個人的な経験ですが、オーストラリアに住んでいた頃、大麻を常習している人と話す機会がありましたが、会話のテンポが異常なほど遅く、思考するのに困難を抱えているようでした。ちなみに、その人は英語のネイティブスピーカー、私は日本生まれの日本育ち、会話は英語だった、といえば、どのような状況だったか想像していただけるでしょうか...?

大麻が入り口となり、より強い違法薬物にはしってしまった、というパターン、いわゆる「ゲートウェイドラッグ」となった中毒者は、少なくありません。

大麻の真実をぜひ知ってください。

一口メモ
「大麻とは?」
別名マリファナ、草(93)、ハッパ、ガンジャなど。
麻の花や種子、葉を乾燥させたもののこと。幻覚作用を起こす化学物質「THC」が含まれており、その含有量はここ数年で増加していると言われています。

以下はマリファナの元常習者の言葉です。

「親友から『マリファナ1本、ビール一杯やるほどの度胸もないのか』とけしかけられ、いたずら気分で使い始めた。14歳の時だった。それから7年後、中毒は行き着くところまで行ってしまった。もはや高揚感を感じることもなく、幾分かでも正気に戻ったように感じるためだけに使っていた。」


大麻についてのさらなる情報は、以下をご覧下さい。

小冊子 マリファナ

http://jp.drugfreeworld.org/real-life-stories/marijuana.html


「脱法ハーブ」の危険性を伝えるために
「『脱法ハーブ」』危険性を伝えるための資料などはありますか?」というお問い合わせが多くなってきました。
ここ数ヶ月、私達が歌舞伎町や横浜市、また学校にて配布している「脱法ハーブ」に関するビラを、ご紹介します。


脱法ハーブチラシ osaka


配布イベントに間に合わせるため、かなり急いで作成したものなので簡単な内容にはなっていますが、四コマ漫画を入れて、10代や20代の若者が分かりやすい内容にしました。

学校や地域などで配布したいという方は、ぜひお知らせ下さい
「指定薬物」4種についてのニュース
薬事法で「指定薬物」として規制されている違法薬物のうち、4つの薬物が「麻薬」として指定されるという報道がありました。

麻薬指定されるのは、JWH-018、カンナビシクロヘキサノール、MDPV、4-メチルメトカチノン(メフェドロン)の4つ。

平成19年に指定薬物の制度が始まり、30物質でスタート、現在では倍以上の68の薬物が指定されています。このうちの4つが麻薬指定になる、つまり麻薬取締法が適用されることになります。

薬物に関する一口メモ
「薬事法ではなく、麻薬取締法が適用されるとどうなるの?」
1.所持や使用なども摘発の対象となります。
2.麻薬取締官も、捜査摘発できる対象物となります。

「違法薬物と麻薬はどう違うの?」
簡単に言うと、
違法薬物 - 法律に反している(違反している)薬物。ここでいう法律とは、「薬事法」や「麻薬及び向精神薬取締法」「覚せい剤取締法」などを含みます。
麻薬  - 日本においては、「麻薬及び向精神薬取締法」において定められている麻薬のこと。例えば、ヘロイン、MDMAなどがこれにあたります。(狭義では、覚せい剤や大麻は「麻薬」のカテゴリーには入りません。)

昨年9月に厚生労働省より各行政に向けて発信された通知では、「使用目的に係る標榜ぶり如何に関わらず、事実上、人体摂取目的で販売されていると判断される場合には、薬事法上の無承認無許可医薬品に該当し、取締りの対象となり得る」とあります。
当協会に寄せられた情報ですが、、、
ここ最近、関西の方でオープンした「脱法ハーブ店」の店主談:
「自動販売機は置いていません。たばこ型にして販売すると一見して吸引目的とされるので、違法性をかわしきれないようなので、ウチは取り扱っていません。」

関係者の話によると、麻薬取締官でも違法薬物を取り締まれるよう、法改正の準備を進めているとのことです。子ども達が安易に「脱法ハーブ」などの危険な薬物に手を出すことのないように、政府には、広く「脱法ハーブ」の問題について学校や社会全体に対する教育啓発を進めていただくとともに、一刻も早く、法令が改正され、広く薬物が取り締まられることを願います。
薬物乱用防止講演@小学校
本日は江戸川区の小学校で、薬物乱用防止講演でした。
講師は、ベテランの小倉さん。

江戸川区小学校 講演

写真は、講演最後の「薬物にNO!生きることにYES!」の宣誓の時です。みんな元気よく宣誓できました

児童対象の事前アンケートでは、「脱法ドラッグ」「合法ハーブ」を知っている(聞いたことがある)という回答がかなりの割合であり、やはり薬物は子ども達の身近なものになっています。

最後の質問では、次から次に子ども達から手が上がり、途中で終わらせなければならないほどでした。
「どうして薬物はあるの?」
「合法ハーブっていう看板を見たんだけど、どうしたら良いですか?」
などなど、色々な質問が飛び交いました。

先生からは「知らないことが多く、とても勉強になりました」とのご感想をいただきました。

特に最近では「脱法ハーブ」についてメディアで多く取り上げられていますが、なかなかきちんと真実を知る機会がないかもしれないですね。

子ども向けだけでなく、保護者や教員の方々向けにも講演が可能ですので、ご興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。
薬物体験者の実話2
薬物体験者の実話 第二弾です。
昨日ラジオにて、現代劇センター 真夏座の羽藤さんに読んでいただいた体験文です。

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「私は薬物を使ってた、だから薬物ヤルな、なんて偉そうに言わない、ただ薬物やったら、こうなるよって実感込めて伝えたい。俺は見てた、俺の真似して薬物使って地獄に堕ちてゆく行く弟を、そして家族を」

私が薬物と出会ったのは16歳、暴走族仲間から薦められたシンナーだった。きっかけは簡単、断るのがカッコ悪かったから、みっともなかったから。犯罪意識なんかなかったし、いつでもやめられるって思ってた。シンナーやってた頃のことラリッて殆ど覚えてません。シンナーは脳を縮める。マリファナは約16年使ってた!完全中毒!マリファナはゆっくり人間壊します。マリファナは害がないなんて言うけど自分含めて後遺症、狂った仲間、自殺した仲間たくさんいます。覚せい剤、私は、やりたくなかった。でも、仲間に誘われて簡単に使った。今、考えると仲間に依存してた。ヤク使ってる時は自分じゃなくなってる!ヤクチュウに本当の青春はない、クスリ使っての青春しかないんです、これがどれだけ苦しいことか寂しいことか。使い始めた時から心の成長が止まる。今でも、うまく心のバランスが取れないことがある。

3歳違いの弟は子どもの頃から私と一緒に行動することが多く、私を真似るように、それ以上に薬物にのめり込んで行った。本人にとっても家族にとっても地獄の日々が始まった。私は弟に“シャブやるならマリファナにしろっ”て言てったんだから完全狂ってましたね。弟の薬物使用を知りながら止めることが出来ないもどかしさ、自分のせいで何とかしなきゃ、親にも真実をいえなかった、自分が薬物使っていることバレたくなかった。弟は包丁持って暴れたり、見えない何かから逃げるため家の屋根の上を飛び回ったり、ホテルに立て込んだり、数えたらキリがないほど事件を起こし本当に別人になってしまった。もう隠せない状況になり薬物のことを親に話した。両親は震えながらも現実を認めた。

私は東京のアパートを引き払い役者をやめる覚悟で実家に戻り弟を監視した。状況は日に日に悪くなっていく、様々な事件を起こし、そのたびに母と2人で尻拭いをしてきた。いつも「覚せい剤やってるんだろう」と弟を責めてた。弟は完全に逃げ場を失ってた。何かに怯え慄きながら部屋の隅でシーツを被り震えてる弟を見ていると胸に杭を打ち込まれるようだった。辛くて苦しくてたまらなかった。

ある日、弟の彼女から電話があり、弟に包丁で脅され一週間も監禁されていると連絡があった。母とすぐに飛んでいき弟を連れて帰った。悪魔に取り付かれたような目、痩せ細った体、かすれた声、弟じゃない弟がそこにいた。弟を殺そうと真剣に思ったが、殺せなかった。次の日、父が「私達を苦しめないで欲しい」と懇願した。弟は大声を出し私の首を恐ろしいくらいの力で絞めあげた。本当に殺されると思い、死んだふりをした。弟は一瞬我に帰り、お兄ちゃんごめんねと手を離した。数分後、弟は7~8人の警官に囲まれた。警察を呼んだのは父だった。捕ってホッとした気持ち、弟を売ったという複雑な気持ち、私達を睨みながら自らパトカーに乗り込んでゆく弟の姿にゾッとした。完全に別人格でした。家族という絆がクスリによって簡単に破壊した。弟は精神病院に強制入院。オリに閉じ込められ強い薬を処方されロレツもまわらず垂れ流し、糞まみれの中で死んだように寝てる弟を見て、ここにいたら完全に弟でなくなってしまうと思った。

弟を病院から連れ出し伊豆に湯治に行った。薬も飲ませず温泉に浸かり体を動かす。弟は嘔吐を繰り返し子供返りが始まった。目の前にいる27歳の弟が4~5歳の子供になってしまう。一生このままかと思うと鳥肌が立ち涙が流れた。一ヵ月半後、だいぶ落ち着いたので実家に戻る。数日後、弟は飲み屋で暴れた。酒を飲んでのフラッシュバック。裏切られた気持ちで一杯だった。弟を責めた。フラッシュバックも薬物依存の症状の一つでヤクをやらなくても人や場所でもフラッシュバックする。これをきっかけに四六時中、幻覚、幻臭、幻聴、妄想の世界でしか生きられなくなった。ここが私達家族の“底つき”だったのかもしれない。限界だった!真っ暗闇のどん底だった。

ある夜、入院中の父から電話が入り、薬物依存症者の施設があり弟が助かるかもしれないと言う。父が初めて“弟の事を助けたい”と必死になっているのを感じた。“一筋の光”が差し込んだ。薬物依存者回復施設。施設長が「弟は私達仲間が救う」と言ってくれた。母はすがり付いてきた弟に、込み上げる気持ちを抑え「私達は何もしてあげることはできないの、施設に行くか、墓場に行くか、刑務所に行くか」三つしかないのよと伝えた。弟は自分の意思で施設に入寮した。一生、会わない覚悟でした。施設では基本的にミーティングの繰り返し、同じ悩みを抱えた仲間だからこそ嘘なく話せる。家族も家族同士、自分をさらけ出し回復してゆく。人は良い仲間がいれば立ち上がる事が出来る。

その後、弟は順調に回復し一年半後に会うことができた。何も言わなくてもお互いの心がわかっていた。弟は現在、地元を離れ新しい生き方を見つけました。これは薬物依存症者の中では珍しい一例で、殆どの依存者は社会に復帰出来ず苦しんでる。その家族も同様に闇をさまよってます。弟は私の新しい生き方は自身の体験を一人芝居にし、薬物依存症の現実を知ってもらうこと。一人でも多くの人が薬物と関わらずに過ごせます様に!!今日一日ありがとうございます。

内谷正文

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ラジオ無事終了!

本日のレインボータウンFMのラジオ「薬物にNO!生きることにYES!」が無事終了しました。


ラジオ写真5月16日 縮小


横浜の例の「脱法ハーブ店」近隣の学校の先生にゲストとしてご出演いただき、色々お話をお伺いしました。
「脱法ハーブ店」の子ども達への影響や、生徒にどのように啓発教育を行っているか、また、対策をとられているか、お話をいただきました。

もっともっとお話をお伺いしたいところではありましたが、時間が足りなくて本当に残念でした

体験文コーナーでは、俳優でモデルさんの内谷正文さんの体験文を読ませていただきました。
「ADDICTION 今日一日を生きる君」という一人舞台を全国の学校で行い、薬物の体験を再現してその危険性を訴えていらっしゃいます。私も拝見しましたが、大迫力の演技です。

やはり、薬物の真実を知るのに、その実話を聞くことに勝ることはないですね。
「脱法ハーブ」についてもその被害状況や実情などが、もっと表に出てくる必要もあるかもしれません。
同時に、薬物そのものへの理解ももっともっと広げる必要があり、一般の方々にもその有害性や問題に関心を持っていただくことが必要ですね。

ゲストの先生、内谷さん、本当にありがとうございました♪

来月も、第三水曜日の放送をお楽しみに

【ラジオ局名】 レインボータウン エフエム放送(東京都・江東区)79.2FM http://www.792fm.com/
【番組名】    「大江戸ワイド スーパーイブニング」
【コーナー名】  「薬物にNO!生きることにYES!」
【放送日時】   毎月第三水曜日 19:15~19:45 (生放送)
【パーソナリティ】日本薬物対策協会 世話役 馬崎 奈央
           現代劇センター 真夏座 羽藤 雄次

※ USTREAM: http://www.ustream.tv/channel/rainbowtownfm にて、ライブで映像をご覧になれます。
※※サイマル放送: URL: http://www.simulradio.jp/#kantou
   関東の一番下にあるRainbowtownFMをクリックしてください。

「脱法ハーブ店」近隣の学校の先生がラジオに出演!

皆様に告知です。

横浜「脱法ハーブ店」近隣の学校教諭が緊急生出演!
5月16日江東区のラジオ「薬物にNO!生きることにYES!」

 先日、横浜市内の商店街にて、「脱法ハーブ」と呼ばれる違法薬物同様の幻覚・興奮作用を引き起こす危険な薬物が、自動販売機にて24時間販売されている、という一連の衝撃的な報道がありました。

 当協会では、3月に近隣の教育関係者よりその情報をいただいた後、実地調査、麻薬取締部との情報交換、近隣の学校の関係者との情報交換や教育指導などにあたらせていただいておりました。現時点では、自動販売機は撤去されたようです。しかし、全国的に見ても、「脱法ハーブ」が青少年にとって安易に入手できるという状況は変わらず、法規制の点にしても、解決までの道のりには程遠いのが現状と言えるでしょう。

 そこで、日本薬物対策協会は、東京都江東区のレインボータウンFMラジオ「薬物にNO! 生きることにYES!」(毎月第三水曜日に放送)にて、緊急に横浜市内の学校教諭をゲストとして迎え、現在の状況や子供達への影響、学校での薬物乱用防止教育や対策などについて、話していただきます。

 「脱法ハーブ」問題については、規制や取締りの強化のみならず、なぜ危険なのか、どのような有害性があるのか、という情報共有や教育・啓発の強化が必要不可欠でしょう。

 当協会の活動や、薬物問題についての動向に関して、引き続き注目していただければ幸いです。

 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

【ラジオ局名】  レインボータウン エフエム放送(東京都・江東区)
           79.2FM  http://www.792fm.com/
【番組名】    「大江戸ワイド スーパーイブニング」
【コーナー名】  「薬物にNO!生きることにYES!」
【放送日時】   5月16日(水)19:15~19:45 (生放送)
【パーソナリティ】日本薬物対策協会 世話役 馬崎 奈央
           現代劇センター 真夏座 羽藤 雄次

※ USTREAM: http://www.ustream.tv/channel/rainbowtownfm にて、ライブで映像をご覧になれます。
※※サイマル放送: URL: http://www.simulradio.jp/#kantou 関東の一番下にあるRainbowtownFMをクリックしてください。

ぜひご視聴下さい♪

薬物体験者の実話1
ここ数日、覚せい剤に関するニュースも目につくようになってきました。
14日には神奈川の高校教諭が覚せい剤使用により逮捕、岐阜でもバス運転手が逮捕されています。

今回は、薬物の真実をお伝えするため、体験談をご紹介します。


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地方の大学を中退して、実家のある東京に戻って一人暮らしを始めることになりました。中退という人生初めての挫折感を抱えながら、仕事では1番になってやろうという意欲も持っていました。早く親元を離れて自由に生きたかった自分にとっては好都合でしたが、誰の傘の下にもいられなくなった不安もあって、今と同じように21歳の僕の中には色んな感情が同居していたように思います。

 どうせ働くならかっこういいスーツ姿で颯爽と街を歩きたくて、自分の能力を発揮できる場所が良くて、収入も見合ったものであって欲しかったですね。若かったからなのか、薬を使う前からなぜか自分に対する絶大な自信を持っていました。色んな夢や希望もありましたが、その頃の僕がした就職活動は新聞にはさまっている求人広告を見る事くらいでした。結果、出来上がらないゴルフ場の会員権を売ったり地上げのお手伝いをしたりする仕事に就きました。仕事は楽しかったし、お金は思うようになりました。ただ悪いことをしている罪悪感を拭うために毎晩のように六本木で酒を飲み、女の子と騒ぐ日々を繰り返しました。そんな中で覚醒剤と出会い、こいつと一緒に生きていこうと思うまでに時間はかかりませんでした。

 薬を使い始めて3年くらいまで、多くのことは上手くいきました。仕事や携帯電話はころころ変わりましたが、結婚もして子供が産まれました。家も買って人生設計通り、薬という最高のパートナーもいて自分の人生が今のまま進んでいったらどれだけ幸せか。ただ時間が経つにつれて、嘘をつく回数が増えていきました。感情的になって暴力をふるう事や借金も増えて、代わりに僕の周りからは少しずつ人が減っていきました。今いる回復施設に繋がったのはそんな頃、今から8年5ヶ月前です。

 最初の頃に仲間から「今日1日薬を止めよう」と言われても、止め方が分からなかったし、なんで薬から離れなきゃいけないのか分からなかったし、薬物を止めて未来の楽しみや幸せなんて描けなかったし、回復なんて勝手にやってくれよという思いしかありませんでした。仲間の文句も施設の文句も散々言いました。ただなぜか仲間は僕の居場所を奪わないでくれました。今思えば見守ってくれていました。仲間と過ごす中で、仲間の話を聞いて、生き方を変えないと僕の人生は良くはならないのかもしれないと少しずつ考えるようになりました。

 多くの仲間が昔の生き方に戻る姿を見てきました。刑務所に何度も行き来する仲間がいたり、中には死んでいく仲間もいました。僕には施設で回復を続けるしか選択肢はないんじゃないかと思う事もありました。ただ時間が経つにつれて、もしかしたら自分の人生は変えられるのかもしれないと思えるようにもなりました。嫌々やっていたプログラムも施設でやらせてもらえるようになっていた役割も自然と楽しくなってきました。

 今も自分の中にある小さいですが消える事のない薬物への欲求を感じています。怒りや絶望感を感じる度にそれが大きくなる事も分かります。どうやら僕は薬物への欲求を抱えたまま1日1日使わない選択を死ぬまで続けていかないといけなくなってしまっているようです。

 それでも僕を必要としてくれる仲間がいて、新しい家族にも出会う事が出来ました。昔思い描いていた大きな達成感や絶頂感はない毎日になっていますが、薬を使っていた頃のなりたくなかった自分から離れていられているのも事実です。これからも僕は自分の未来が幸せであり続ける為に今日1日は薬を使わないという生き方を続けて行きます。ありがとうございました。

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※ご提供いただいたTさん、大変ありがとうございました。
横浜の「脱法ハーブ」自動販売機 続報
9日にメディアで報道された、横浜の「脱法ハーブ」店の続報です。

どうやら、次の日10日には、「脱法ハーブ」自動販売機は撤去されたようです。

3月中旬に、近隣の方より「脱法ハーブの自販機がある」という衝撃的な情報を得て、それからその地域の先生に薬物乱用防止教育のための資料を提供したり、指導のアドバイスさせていただいたり、麻薬取締部を訪問して情報交換したり、注意喚起のビラを配布したり、メディアに情報提供したり、と動いてきましたが、やはりメディアの力は大きいです。
報道番組を見た方は分かると思いますが、店側もさすがに撤去せざるを得なくなったのでしょう。

しかし、「脱法ハーブ」の問題は終わっておりません。
特にネットでは「いつでも誰でも」さらに「ネット環境さえあればどこでも」購入できてしまう、という状況があります。

「脱法ハーブ」の問題は、嗜好の問題でも、個人の問題でも、子どもだけの問題でもありません。
大人がちょっと試して「ちょっと羽目をはずす」ものでもありません。
「あーあ、バカなことやっちゃったなァ」ではすまないのです。
薬物が身体や精神にもたらす、本当の有害性、人生や周りの人々にもたらす悲惨な結果を、本当に知ってほしいと思います。

今後、このブログ内でも、薬物体験者の文を随時紹介していきたいと思っています。
なぜ脱法ハーブは危険なのか?
「なぜ脱法ハーブは危険なの?」「違法じゃないということは、そんなに危険じゃないんでしょ?」

このように子どもから問いかけられたら、どのように答えますか?

答えに窮する保護者の方、教育者の方々は意外に多いかもしれません。


私の視点では、脱法ハーブの危険性は、大きく3点あると思います。

1.基本的に「毒」であること。
薬物は、基本的には「毒」です。
少量であれば興奮剤、多めに摂取すれば抑制剤、そして多量に摂取すると、命を奪うこともあります。
また、身体への影響だけでなく、知覚を歪ませたり、暴力的にさせたりなど、心への影響も大いにあります。

2.何が入っているか分からない。
合成麻薬MDMAにもいえることですが、特に脱法ハーブに含まれている化学物質は、どこでどのように誰に作られ、どのような作用があるのか、誰も分からないのです。また、摂取後の作用も、体質や体調などにより異なり、吸引後、どのようになるのか予測不能です。先月の横浜の死亡事件のように、死に至ることもあります。
まさにロシアン・ルーレットです。

3.後遺症としての「フラッシュバック」
薬物は一度でも摂取すると、「フラッシュバック」が起こる可能性があります。
ここで実話を紹介しましょう。
当協会の顧問の友人の例です。一度MDMAを摂取し、その約10年後に天ぷらを料理している際に、フラッシュバックが起こりました。手からゴキブリが次から次に出てくるという幻覚を見たのです。そして、彼女がとった行動は、、、
ゴキブリを追い払うため、高温の天ぷら油の中に両手を突っ込んでしまいました。

そのような危険なものを、本当に身体に入れたいですか?

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更なる基本的な薬物の真実については、本部のHPをご覧下さい。
様々な薬物の情報が掲載されています。
http://www.drugfreeworld.jp
日テレにて「脱法ハーブ」の危険性についてコメントしました
昨日、日テレのニュース番組「News every」と「News ZERO」にて、「脱法ハーブ」の危険性についてコメントさせていただきました。

日テレ出演映像

報道フロアの片隅で撮影しているので、より緊急度が伝わったかもしれません。

先日6日、私達は横浜で「脱法ハーブ」の危険性や薬物の真実を訴えるイベントを行いましたが、同じ日には大阪でハーブ吸引が原因と見られるひき逃げ事故が起こっています。その事件を受けて、各マスコミでは「脱法ハーブ」についてのニュースが多く報道されています。

特に横浜市内にある脱法ハーブの自動販売機の危険性についてコメントをしましたが、もっともっと多くのことを伝えたかったのは事実です。

大人には一人一人が自分に直接関わる問題としてとらえていただきたい、そして子ども達や若者に薬物に手を染めさせない、環境作りに携わってほしいと思っています。

今後も脱法ハーブの危険性について、教育啓発を続けていきます
初の横浜!薬物乱用防止イベント
5月6日横浜にて
先日6日、ゴールデンウィーク最終日に、横浜は桜木町駅前にて、薬物乱用防止イベントを開催しました。

小冊子や「脱法ハーブ」の危険性を注意喚起するビラを、1000部以上配布しました。

奇しくもこの日、大阪では20代男性が「脱法ハーブ」吸引後に車を暴走させ、ひき逃げをしたという事件が起こったようです。。。。「脱法ハーブ」吸引後に、異常な精神状態が引き起こされたと見られていますが、このように、薬物の影響下での事件事故が起こるのは珍しくありません。

もたらされる影響から、薬物は3つに分類できます。興奮作用、抑制作用、幻覚作用、どれをとっても、正常な判断に影響をきたすものには変わりありません。例えば、異常な興奮状態のドライバーなどが増えると、社会は安心・安全どころではなくなります。また、薬物摂取によりとろんとした目の反応の遅いドライバーも危険でしょう。幻覚作用が危険なのは言うまでもありません。

今回のイベント開催地として横浜を選んだのは、今年4月に20代男性が「脱法ハーブ」吸引後に死亡したとみられる事件が発生しているからです。行楽日だったので、地元の人々が少なかったかもしれませんが、「脱法ハーブ」の危険性を一人でも多くの方、特に10代20代の若者に伝えていけたのは、良かったと思います。

元麻薬取締官の浦上厚さんにもお越しいただき、大変充実したイベントとなりました。
今後も地道ですが、この草の根活動を続けていきます。

これからもご支援ご協力、どうぞよろしくお願い致します<
ブログ始めました!
お知らせ

日本薬物対策協会の日々の活動をお知らせするため、ついにブログをスタートすることにしました

これまでも、米国本部のサイトはありましたが↓
www.drugfreeworld.jp

・・・日本での日々の活動が分からない~! というお声にお応えし、これから日々お伝えしていきます

ひとまず宜しくお願いします

世話役 馬崎 奈央

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